園では離乳食も一品ずつ手作りで作っています。
かつお節と昆布だしのだし汁で食材を煮込んでいます。
11月26日 離乳食 後期食の献立
★軟飯
★大根と豆腐のみそ汁
★豚レバーのキャベツあんかけ
★南瓜のチーズ煮
★バナナ
軟飯は、ごはんとおかゆの間くらいの固さに仕上げます。
後期食頃の赤ちゃんは、舌を前後・上下・左右に動かし、歯ぐきで噛んで潰して食べます。
お野菜も歯ぐきで潰れるくらいの柔らかさに煮込みます。
お肉やレバーなど歯茎で潰しずらい食材は、ひき肉を使用したり、細かく刻んでとろみをつけます。
この日の献立では、一度湯がいたレバーを細かく刻んで煮込んだものに、くたくたになるまで煮込んだキャベツのあんかけをかけました。
にんじんやかぼちゃのような芯まで煮込むと柔らかくなる食材は、8mm角~1㎝角程度の大きさで煮込みます。
手づかみ食べをするのにもちょうど良い大きさですし、奥歯や歯茎でつぶす経験になります。
手づかみ食べや前歯で噛みとる練習には、柔らかく煮込んだにんじんやじゃがいも、トーストなどを丸飲みできない大きさのスティック状にしたものがおすすめです。
手づかみ食べは、食事に興味が出てきた成長の証です。
見たものを手で掴み、硬さや感触、温度などを感じて前歯でかじり取ることで咀嚼を促します。その食品に合った自分なりの一口の量や噛む力の加減を身に着けていきます。口に詰め込みすぎてしまうこともありますが、のどに詰まらせないよう大人が見守ることも大切です。
家庭ではイスの下に新聞紙やビニールシートを敷いたり、食事と小さいお皿に少量ずつ分けてみたり、大人がゆったりとした気持ちで食事を与えられる環境を工夫してみると良いですね。
ブログ担当 調理室 よしみ先生 なつえ先生
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